としょぞうの家庭科教材研究

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zoom RSS 11月のまとめ(長いので,お時間のあるときにでも・・・)

<<   作成日時 : 2011/11/30 18:42   >>

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こんにちは。としょぞうです。

今日で11月が終わる〜・・・。


さて,としょぞうは,11月中に,中学生の授業を4つ見ましたよ〜。

どれもとてーも勉強になりました。



1つめは,11月10日(木)千葉大学教育学部附属中学校の公開研究会でした。


家族とのかかわり方を考えるためのロールプレイングの授業でした。

ボクがおもしろいな〜と思ったことは,

家族の授業でロールプレイングを2回行う,ということでした。
(「家族」の授業は7時間扱いで,そのなかで,日を変えて,2回行う)

見学した授業は,2回目のロールプレイングでした。

ロールプレイングは,演じる前に生徒たちの「緊張をほぐす」ということが
大きなポイントになるそうです。


まず,各グループごとに隣の人にマイクを渡していく「マイク回し」をさせ,
早く終わったグループが勝ち,というようなことから始まりました。
マイク回しをするうちに,生徒たちは回しやすいように,人と人の距離を縮めていっていました。

その後,先生が黒板の前から生徒たちに向かって架空のシャープペンシルの芯を投げて渡し,
芯が折れないように,そっととなりの人に回すようにと伝えていました。

生徒たちは,シャープペンシルの芯をとなりの人に渡す真似をしていました。
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これは,あとで研究協議会のときに教えていただいたのですが,
このシャープペンシルの芯まわしのときに,すでに演技が始まっていたりもするんだそうで,
非常に効果的なウォーミングアップの方法だそうです。
(見えないものを見えているかのように演じている)

ウォーミングアップの効果もあり,また,2回目のロープレということもあり,
生徒たちは非常にリラックスしてロープレを行っていたようでした。

(ここの学校の場合,生徒と先生の信頼関係がすごく強そうなので
それも影響しているのかも・・・)


このブログを読んでいる先生方は,ロープレの授業のときに,
リラックスのためのウォーミングアップをしていますか?
どんなウォーミングアップを,授業で取り入れていますか〜?

若い先生たちは,「ロールプレイングなんて,どうやっていいかわからない・・・」
ということも多いそうです。

若い先生方もこういった研究会などで勉強して,
ぜひぜひいろいろな授業にチャレンジしてほしいものだな〜〜〜と思いました。



2つ目の授業見学は,関ブロの分科会,第七分科会の両国中学校です。


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新学習指導要領では衣生活と住生活が「C衣生活・住生活と自立」という一つの内容になったので,
このことを踏まえ,できるだけ衣生活・住生活を関連を持たせて学習させていく,という計画案でした。

「すまいるさん」というキャラクターが登場する,電子黒板を使った授業でした。
(「すまいるさん」というのは,「住まい」と,「着る」を合わせた名前なのだそうです。)

「すまいるさん劇場」というものから始まり,とてもわくわくしました。

けれど,としょぞうは,

「すまいるさんが,外出しようとしたら,雨がふってきました〜。

さらに,風も吹いてきました〜。助けてあげるには,どうしたらよいでしょう〜?」


という感じで進んでいったので,

「ちょ〜っと子どもっぽい(小学生っぽい)展開か・・・!?」などとも思ってしまいました・・・。

実際の生徒たちは,みんな真面目に,楽しそうに授業に取り組んでいたので,
きっとこんな感じでよいのでしょう。

うちの教科書は,難しすぎたかな・・・・!?


非常によく練られた指導計画案で,会場の展示もすばらしかったです。
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さて,先生方は,電子黒板を使っていますか!?

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画面をさわるだけで,次の画面になったりして,とて〜も便利。
しかし,慣れるまでは,準備をするのもいろいろ大変なんだろうな・・・。
(いまの先生はパワーポイントや電子黒板をふつうに使えないといけないんだな〜,
機械の扱い方を覚えるだけでも大変だな〜。)

この研究協議会のお話の中で,

小学校家庭科では,衣生活・住生活を一緒に扱いやすいが,
中学校では内容的に,わりと扱いにくい・・・というお話がありました。

たしかに,教科書づくりのときも,どう扱うべきか,悩みました・・・。

一緒になんて,扱えるのかな?!と。


3月11日の震災を受けて,社会全体での省エネ・小エネが求められているなかで,
家庭科の「衣生活,住生活」の学習は,さらに重要さを増しているんですね。
実際に,「住生活を学習したい」という生徒が増えた,とのことです。

被災地では,裁縫道具が足りなくて,
家庭科教育学会からもずいぶん裁縫箱を寄付をしたのだそうです。

衣と住の関連を持たせた授業例は,これからどんどん出てくるのでしょう。

衣生活・住生活に役立つ物づくりも,どんな取り組みが行われるのか楽しみです。

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次回の教科書づくりのときまでに,いろいろな学校の取り組みを聞いてみたいです。


3つ目の授業見学は,11月26日(土)の,筑波大附属駒場中学校の公開研究会です。

1年生の家族の授業を見てきました。

家族の学習について,興味のあるテーマを選び,グループごとに調べて,
調べた内容を発表するというもの。

今回は,発表のところの授業を見ました。

としょぞうは,男子校の授業見学は,たぶん初めてでした〜。
筑波大附属駒場中の生徒は,とっても勉強のできる子たちなのだそうですね〜。
(卒業生の半分以上が東大に入るのだそうですよ・・・)

いや〜,まず,発表が上手。
そして,発表をよく聞いている。発表内容に対しての質問も上手。

授業見学者がみんな言ってましたが,「とても中1とは思えない・・・」。

たしかに,高校生だよ〜と言ってもいいくらいの発表内容だったかも・・・

発表の中には難しい内容・言葉も出てきましたが,
筑駒中の子どもたちは,身を乗り出すようにして,授業に参加していました。

たぶん,自分たちで決めたテーマについて,興味を持って取り組んだし,
ほかの人たちの発表内容にも興味があったのでしょう。

今回調べた内容については,発表したらもう終わりということではなく,
これからの家庭分野の授業のなかでどんどん活用して,
関連させて扱っていくのだそうです。

頭のいい〜生徒を相手にすると,調べた内容についての先生のフォローも大変そう・・・。
でも,この先生なら,これから生徒たちとうまくやっていくのだろうな〜〜と感じました。


助言者の先生のお話で心に残ったことは,

その学校の生徒に合わせた授業を行うことが大切!ということ。
(当たり前のことすぎか・・・)


いろ〜んな学校が使う教科書をつくる者としては,

「中学生にわかりやすい表現」「中学生が勉強したくなる表現」について,
もっともっと勉強しなくてはならないな〜と思いました。



4つめの授業見学は,今日!

さいたま市の中学校の,幼児ふれ合いの授業を見てきました〜!


最初に挨拶がてら外で幼児とゲームをして,

それから部屋に入って中学生が準備していた劇(食育の内容)を発表,

その後,幼児といっしょにご飯を食べて,お別れをして解散・・・という流れでした。

幼児同士も生徒同士も仲良く楽しく,とてもいい感じのふれあい実習でした。

ちょ〜っと態度の悪い中学生がいるな〜,大丈夫かな〜〜?と思って見ていたら,
同級生が

「ほら,子どもの前なんだから!」

と,ちゃんと声をかけていて,直されていました。

生徒同士のこのやりとりは,何度か行われていて,すばらしかったです。

幼児ふれ合い授業は,中学生にとっても幼児にとっても楽しそうで,
いろんなことを感じる貴重な体験であることは間違いありません。

しか〜し。

1クラス約40名の幼稚園触れ合い実習を,6クラス分,6回も行うなんて,
先生は,ほんとに体力勝負!

幼児の様子も生徒の様子も見ないといけない。

幼稚園の先生もいるし,

人数多すぎる〜!?


としょぞうなんて,幼児と中学生が入り乱れているところの一部しか見れていません。

先生は,触れ合い実習の授業って,どういうところを見て,
どうやって評価を行うんだろう!?

今度くわしく聞いてみようと思いました。



来年度からは幼児ふれ合い実習が必修です。
いろんな学校で,どんどん行われることになるんですね〜。

先生方! 本当にお疲れさまです!!






長々読んでいただき,ありがとうございました!
最近あまり更新できていなかったので・・・今日はまとめ書きをしてみました。
(リクエストが無かったのに,勝手に書く奴・・・)


授業見学は誰とも一緒にしていないので,誰とも意見交換もしていないし,
ここに書いたことは,授業の中の一部分を取り上げたもので,個人的な感想であることに注意してくださ〜い。



関ブロのようなイベントは別として,
大学の附属中学校の公開研究会に参加する家庭科の先生は結構少ない・・・です。

授業があるとなかなか参加できないと思いますが,
いろいろと勉強になると思いますので,ぜひぜひ参加してみることをおすすめします!!

筑駒中の研究会では,いろいろな教科がある中で,
家庭科の参加者数が一番少なかったのが悲しくなりました。
なぜか,家庭科だけ,けたはずれに少ないんだもの・・・。

千葉大附中の公開研も現場の先生の数が少なくて,

授業者の先生はすごーく授業の進め方がうまくて
見ているだけで盗める技はたくさんあるし,

すごーく勉強になる研究協議会なのに,もったいない〜〜〜〜!



なんとか出られると,いいですよね〜!



今年もあと1か月ですね。

今年も「としょぞうクリスマスプレゼント企画」をぜひやりたいと思っていますので,

またぜひ見にきてください!!

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
中学校の家庭科の授業の様子がわかって、とても参考になりました。ありがとうございます!小学校でも研究会での家庭科の授業と検討会の参観者が少ないです。だから、家庭科好きを増やそうと、今日は校内研で家庭科の模擬授業&ワークショップをしました。この学期末の忙しいときにがんばって準備したので、楽しく参加してもらえてよかったです。
よっしー
2011/11/30 21:16
こんにちは。とても参考になりました。ありがとうございます☆今2年生で衣生活をやっているのですが、以前このブログでとしょぞうさんが行っていた、ガチャガチャのカプセルを使ってウールとアクリルでどう違うかの実験を参考に授業をしました。生徒たちも楽しそうに参加していましたし、洗濯するときの水温、洗剤と繊維の関係を深めることもできました。住生活では、研修会でいろいろな実験(シルバー体験やストーブのついた部屋で二酸化炭素の量をはかるなど)が参考になったので、ぜひやってみたいと思います。
ながながとすいません。これからも楽しみにブログを読ませていただきます☆
りぃ
2011/11/30 22:23
ご来校いただきありがとうございます。
参加者が少なかった件については何とも情けない限りです。中学だけではなく高校の授業も公開した上で、もっと積極的に宣伝していたら、多くの先生にお越しいただけたのかもしれません(二時間分の公開と研究協議では私は参ってしまいますが)。

指導助言の先生のコメントでとくに励まされたのは、「授業は謀(はかりごと)」。としょぞうさんご指摘のように「その学校の生徒に合わせた授業」を綿密に準備できるかどうかが大きい気がします。この学校に赴任して短くはないのですが、今も授業前日はあれこれと悩んでしまって寝付けません。

このテーマ、5年後の高校3年で生徒と一緒にふり返りたいと考えています。授業公開の機会は作れるかわかりませんが、何らかの形で報告したいと考えています。よろしくお願いします。
3つめの授業者
2011/12/01 05:30
よっしーさん! いつも読んでいただき,ありがとうございます!
家庭科好きを増やす校内研!すばらしい〜!!! としょぞうも参加したかった(笑)。
よっしーさんの熱い気持ちが,まわりの先生方や,子どもたちにもきっと伝わっていますね!! 小学校で家庭科好きな子(家族も含めて)をどんどん増やして,中学に送り出してください〜〜!!!しっかり受け止めて,高校に送り出したいで〜〜〜す!
としょぞう
2011/12/01 09:15
りぃさん! ブログを参考にしてくださったとのこと! うれしいです! 今回は,こんなに長〜〜〜い記事だったのに,読んでくださってありがとうございます。
ストーブのついた部屋の二酸化炭素をはかるって,いいですね。震災の影響で,石油ストーブを使う家庭が増えたとかいいますしね。りぃさんのコメントも,とても参考になります。これからもよろしくお願いします!
としょぞう
2011/12/01 09:18
3つめの授業者さん!! よ,読んでいただき,恐縮でございます・・・! 勝手に書いてスミマセン〜! 先日の授業は,あの,身を乗り出す感じの生徒の姿が,とても印象的でした。助言の先生のお話にあった,「中学生という時期は家族・家庭に対する興味・関心,意識が下がる時期」という言葉が信じられないくらいに・・・! この子達は,普段から3つめの授業者さんの家庭分野の授業が大好きなんだろうな〜と思いました。これからこの中学一年生がどのように成長していくかがとても楽しみです。次回はこのブログでも(微力ですが)宣伝して,もっとたくさんの先生方と一緒に先生の授業を見たいです!!
としょぞう
2011/12/01 09:30

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